「うれぴー」とかいいだしたりして
「おいおい大丈夫なのか?この娘?」と、心配もよそに
ぐんぐん頭角を現し「あっ」という間に売れっ子になった。
やはり、人並をしのぐ才能や人望が無ければ、頭角を現したりすまい。
今後の生活如何では、また復帰
若しくは、それなりの生活を送れるだろうとおもう。
なにより自分よりは豊かな暮らしをすることだろうしね
ただ、おじさんとしては(親族ではない)タトゥーが流行っている
今の風潮の方がちょっとイヤかな。彼女もそのひとりだったけど
見慣れないからではなく
男の道を極めた御仁を多く見てきたせいではないかとおもう。
やはり彼らもそれなりのオーラを放ち
その道に来るべくして来た方々は
墨の神髄も極め、且つ墨を入れる彫り師も
その人に惚れて入れる雰囲気があった。
とおもう。
昭和の時代の「その人達」は、お金を求めなかったが
みんなが進んでお金を寄進した。
お金を口に出して求める者は「かっこわるい」対象だった。
町内の人気者であったと思う。
お酒のトラブルや金銭、商売上のトラブルまで仲裁していたと思う。
たしかに「映画の世界」や何かの影響を受け
ファッションセンスは素人とは一線を期していたものの
品があった。
上品という物ではないが、ただならぬ雰囲気を醸し出す
そのまといは眩しくもあったものだ。